モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?国際線・国内線の違いやANA・ピーチ搭乗時の注意点、預け入れNGなケースも解説!

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記事のポイント
  1. モバイルバッテリーは基本的に機内持ち込みのみ可能で、容量や個数に制限があるため、事前に航空会社のルールを確認することが重要です。
  2. 100Whを超えるモバイルバッテリーには申請が必要で、160Whを超えるものは原則として持ち込みも預け入れも禁止されています。
  3. 国際線では渡航先の規制が追加されることがあり、特に韓国などでは製品の表示や証明書に関する厳しい基準が設けられています。
  4. 航空会社によって持ち込みのルールが異なるため、ANAやPeachなど搭乗する航空会社ごとの規定を必ず確認して、安全に対応することが大切です。
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モバイルバッテリーは飛行機に持ち込みOK?【結論・条件付きで可能】

モバイルバッテリーは、飛行機への持ち込みが一部条件付きで可能です。多くの航空会社では、リチウムイオンバッテリーを内蔵したモバイルバッテリーの機内持ち込みを認めています。ただし、バッテリーの容量(Wh)や数量に制限があるため、事前の確認が必要です。航空会社によっては、個数やワット時定格量の明確な制限を設けている場合があり、それを超えると持ち込みが拒否されることもあります。

また、モバイルバッテリーは、電源が入っていない状態でも機内での安全性に大きく関係するため、規定外の製品を持ち込むと重大なトラブルの原因になりかねません。搭乗前にしっかりと確認を行い、ルールを守って安全に使用することが求められます。

国際線と国内線で異なるモバイルバッテリーのルール

国内線と国際線では、モバイルバッテリーの取り扱いに若干の違いがあります。特に国際線では、渡航先の規制が追加されることがあり、韓国をはじめとした国では厳しい制限がある場合もあります。例えば、韓国ではモバイルバッテリーの容量だけでなく、製品の表示ラベルや検査証明の有無が問われるケースもあります。

一方、国内線の場合は、比較的統一されたガイドラインが存在し、多くの日本国内の航空会社が共通の基準を設けています。しかし、LCCなど一部の航空会社では、より厳格な持ち込み制限を設けていることもあるため、注意が必要です。旅行前には、利用する航空会社と渡航先の最新ルールをチェックし、不要なトラブルを回避するよう心がけましょう。

飛行機でモバイルバッテリーを持ち込む際の基本ルールとは?

ケーサポ・イメージ

機内に持ち込めるモバイルバッテリーの容量制限とは

一般的に、100Wh以下のモバイルバッテリーであれば、申請なしで持ち込むことが可能です。これはスマートフォンやタブレットなどの充電に使われる一般的なモバイルバッテリーの多くが該当します。

100Whを超えるものについては、事前に航空会社への申請が必要となるケースが多く、160Whを超えるモバイルバッテリーは、原則として機内持ち込みも預け入れもできません。また、Wh表記がない製品や不明な商品は、持ち込みを断られる可能性が高いため、製品購入時に仕様を確認しておくことが大切です。

モバイルバッテリーを預けるのはNG!スーツケースに入れてバレるとどうなる?

モバイルバッテリーは預け入れ荷物に入れてはいけません。航空会社の規定により、リチウムイオンバッテリーは発火のリスクがあるため、必ず手荷物として機内に持ち込む必要があります。

スーツケースに入れて荷物検査で発見された場合、没収や搭乗の遅れに繋がる恐れがあります。また、空港によっては、持ち主が呼び出されてスーツケースを開封し、バッテリーを取り出す対応を求められることもあります。そのため、モバイルバッテリーはスーツケースではなく、必ず手元のバッグに入れておくようにしましょう。

飛行機に持ち込めないモバイルバッテリーの特徴と事例

膨張している、破損している、または正規のPSEマークがないモバイルバッテリーは、持ち込みが禁止される可能性があります。製品が正規品であることや、製造元が明記されていることも、安全性を判断する材料となります。

また、粗悪品やノーブランドの製品は、安全基準を満たしていない可能性が高く、持ち込もうとした際にトラブルとなるケースも多いです。見た目に異常がある場合や、異臭・発熱などの兆候があるバッテリーは、絶対に機内へ持ち込まないようにしましょう。

飛行機持込禁止物一覧にも記載!違反した場合のリスク

多くの航空会社では、モバイルバッテリーを含むリチウム電池のルールを明示しています。違反すると、搭乗拒否や罰則の対象となる場合があります。特に海外渡航時は、入国審査時にも影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

手荷物検査で発見された場合、その場で没収されるだけでなく、事情説明や長時間の待機を求められることもあります。違反が悪質と判断された場合には、航空会社や空港当局から警告や今後の搭乗制限を受けるリスクもあるため、十分注意してください。

モバイルバッテリーに関する過去の事故例と安全対策

過去には、モバイルバッテリーの発火による機内トラブルも報告されています。使用中の過充電や落下による破損が原因となるケースが多く、非常に危険です。特に、過去にリコール対象となった製品などは要注意です。

安全に使用するためには、純正の充電ケーブルを使用し、決して寝ながら充電するなどの危険な使い方をしないことが重要です。また、機内では電源を切る、機器から取り外すなどの措置も有効です。安全対策を万全にして、トラブルを未然に防ぎましょう。

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航空会社別 モバイルバッテリーのルールと違いをチェック

ANA(全日空)のモバイルバッテリー持ち込み基準

手荷物について(お預けのお手続きや機内持ち込み、検査について)
手荷物について(お預けのお手続きや機内持ち込み、検査について)

ANAでは、160Wh以下のモバイルバッテリーを機内持ち込み手荷物として許可しています。100Whを超えるものは、事前の申請が必要となります。ANAではホームページで詳しい規定が公開されており、旅程に合わせて具体的な判断が可能です。

また、ANAでは、バッテリーの端子部分を絶縁して持ち込むことが推奨されています。ショート防止のために、端子部分をテープで保護するなどの対策を行うと、より安全です。

Peach(ピーチ)のLCC特有の注意点とは?

制限のある手荷物 | Peach Aviation

Peachでは、100Wh以下のモバイルバッテリーを持ち込む際、1人あたり2個までとする制限があります。これは、LCC特有の安全対策の一環で、より厳格な基準を設けることで機内トラブルのリスクを最小限に抑えるためです。

また、機内では使用不可の機種もあるため、スタッフの案内に従いましょう。Peachは運航機材の構造上、充電設備が限られているため、使用に制限があることを理解した上で準備する必要があります。

韓国行き国際線でのモバイルバッテリー事情

韓国行きの便では、100Wh以下の持ち込みは可能ですが、航空会社や出入国管理の対応により厳しいチェックが入ることもあります。特に、ソウル(仁川)や釜山などの主要空港では、手荷物検査が厳格に行われる傾向があります。

また、韓国では輸入品に対する規制もあり、日本で購入したモバイルバッテリーでも、製品表示が韓国語でない場合に疑問を持たれることもあるため注意が必要です。旅行中の電力確保を考慮しつつ、安全第一で行動するようにしましょう。

他の主要航空会社との比較と共通点・相違点

JALやLCC各社もANAやPeachと同様のルールを採用していますが、持ち込み可能な個数や申請の有無など、細かな違いがあります。例えば、ジェットスターでは100Wh未満のモバイルバッテリーでも、機種によっては申告が必要な場合もあります。

航空会社ごとのルールは日々更新されることがあるため、搭乗前には最新の情報を公式サイトで確認し、安心して搭乗できるよう準備しましょう。

モバイルバッテリーを安全に持ち込むためのチェックリスト

  • 容量(Wh)の確認
  • 正規品かどうかをチェック(PSEマークなど)
  • 外装の破損がないか確認
  • 預け入れ荷物に入れない
  • 旅行前に航空会社の最新情報を確認
  • 使用時には熱を持たないか定期的に確認する
  • 不要な使用は避け、万が一のための携帯消火グッズを持参

まとめ モバイルバッテリーの飛行機持ち込みはルールを守れば安心!

モバイルバッテリーは、容量や状態、持ち込み方法を守れば問題なく飛行機に持ち込むことができます。国際線や航空会社ごとにルールが異なるため、事前確認が重要です。

さらに、安全性の高い製品を選ぶことや、機内での適切な取り扱いを意識することも、安全な空の旅には欠かせません。少しの注意と準備で、モバイルバッテリーを安心して持ち運ぶことが可能です。正しい知識を持って、安全な空の旅を楽しみましょう。